さいてよ
運動後の膝の痛みが治らない時の対処法
更新日:2021年1月9日


さいてよです。
この記事にたどり着いたみなさん、心中お察しします。
膝、痛いですよね。
僕は登山をきっかけに膝を痛めて、2ヶ月以上も痛いままでした。
その症状は
「膝のすぐ上あたりに鈍い痛み。膝を曲げて荷重がかかると痛い。それ以外は普通。」
です。
その後無事復活をしましたので、同じような症状で悩んでいる方は参考にしてみてください!
目次
1.膝を痛めたきっかけ
僕が膝を痛めたのは登山が原因でした。
そもそも登山を始めたのは、2020年の8月初旬からです。
登山趣味の友人に誘われたのがきっかけでした。
それ以来登山にハマってしまった僕は、すぐに次の週には別の山に行く予定を立て、結局膝を痛めるまで毎週登っていました。
さらには体力をつけないと登れないということで、筋トレやジョギングも平日に夜な夜な行い、休むのは登山の前後の日だけという毎日でした。
そして運命の日を迎えます。
それは4度目の登山の日でした。
その日は埼玉県にある百名山の両神山に友人と登っていました。
この山、コースタイムは6時間でしたが、かなりキツかったですね…後半の急登マジでキツい。
それでも登りはコースタイムの半分で登ったので、かなりハイペースだったと思います。
当然、登りを急ぎすぎたのもあり、下りはかなり疲弊していました。
(友人は斜面から足踏み外してあわや…まじでこえーからやめてくれー)
完全にスタミナの配分ミスです。
そして下りの途中から脚に異変がおきました。
下りなので、高い位置から脚を低い位置に着地させるわけなんですが、この時反対の軸足は膝を曲げた状態になると思います。ちょうど下の画像の右足のように。

出典:ヤマケイオンライン
この時、曲げた軸足(画像で言う右足)の膝の上あたりに痛みが走りました。
最初は気になるなあくらいだったのですが、徐々に痛みは増してきて膝が曲げられなくなり、下山する頃には飛び降りるみたいな感じで降りていました。
そして結局その日は膝が痛いまま帰路につきました。
2.なかなか治らない
登山から1週間…
「あれ、まだ治らないな。階段降りる時もまだ痛い…」
膝を曲げた状態で荷重がかかると痛いです。痛みの種類としては鈍い痛みで、力が入らなくなるような感じです。普通に歩く分にはなんともありません。一応湿布を貼り出しました。
「でも今度の登山に向けて体力は維持しないと。」
ということで軽いジョギングは継続していました。
登山から2週間…
「え、まだ痛いじゃん…」
登山から3週間…
「え、嘘でしょ…、湿布意味ないやんやめよ。」
登山から4週間…
「来週は登山だから、そろそろしっかりトレーニングしないと。」
ということで無理くりスクワットを始めたのですが…
「痛いな…。これはできん…」
登山から5週間…
この日は赤城山に登りました。コースタイムは2時間ぐらいなのでお散歩みたいな感じです。
「登りは余裕だな。でも下りは…やっぱり痛い!」
膝をかばいかばいなんとか下りました。
登山から6週間…
「これは本当にあかんやつだ。全てのトレーニングをやめて膝を安静にして生活しよう。」
これまでどうせ治るだろうとたかを括っていました。僕は中高生時代は部活に打ち込んでいましたが、怪我らしい怪我なんてしたことなかったので、自分は大丈夫なんだと思い込んでいました。歳には勝てんということです。
登山から7週間…
「うーん、少しは痛みは弱くなってきたけどなあ…」
登山から8週間…
「これはダメだ!病院に行こう!」
3.ついに整形外科へ
登山から8週間経っても痛みは無くならなかったので、整形外科へ行きました。
レントゲンもとってもらい、診察してもらった結果…
筋肉の炎症という診察結果でした。
どうやら大腿四頭筋という部分(↓の画像に示します)が疲労してくると、筋肉の柔軟性が無くなり、つながっている膝の筋に痛みが起きるらしいです。そして発生した炎症が、日々の生活で刺激され続け収まらなかったということです。

出典:ヤマケイオンライン
「今後はできるだけ安静にしてください。膝を動かしていると炎症がいつまで経っても治りませんよ。」
見透かされていてドキッとしました。
そして処方された湿布と炎症を抑える飲み薬とを2週間服用し続け、できるだけ膝に負担をかけない生活を送りました。
さらに推奨された大腿四頭筋を伸ばすストレッチを朝晩欠かさずに行いました(下図)。

その結果…
完全復活!!
痛みはなくなり、階段も普通に下りれるようになりました!
はあ、もっと早く病院いっとけば良かった…
4.まとめ
以下に今回の膝の痛みに関する要点をまとめます。
原因:過度な運動による大腿四頭筋の疲労、及び柔軟性不足。直結する膝の筋に炎症を起こす。
症状:膝のすぐ上あたりに鈍い痛み。膝を曲げて荷重がかかると痛い。力が抜けるような感覚。歩く分にはなんともない。
対処法:炎症を抑える湿布や飲み薬を使う。膝に極力負荷をかけない。筋肉を伸ばすストレッチをする。整形外科に行く!
予防法:体力・筋力をつける。ストレッチで体の柔軟性を保つ。膝に優しい歩き方をする。
もう若いと思って無理をしてはダメですね。体は正直です。
これ以来ストレッチは継続しています。
そして怪我だと思ったらすぐに病院に行くのはアリです。自分で湿布買い続けるより安いですし、効能も確実です。
さて今回の記事はお役に立ちそうでしょうか?
また今回参考にした記事のリンクを置いておきます。膝に負担をかけない歩き方も載っているのでみてみてください!
では、これからも元気にアウトドアしていきます!
それでは!