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今さら聞けない?格安SIMのいろは

5Gです。嘘です。TGです。
ここ数年で格安SIMがかなりメジャーになりましたね。
一方で、まだ何か怪しさや不安を感じている方もいるかと思います。
今回はそんな格安SIMについて解説していきます。
選ぶ際の注意点や着目するポイントなどをお伝えします。
格安SIMってなんだっけ?
まず、“SIM”とは何だったか確認していきましょう。
皆さんがスマホを契約した際、あるいは機種変更した時を思い出してください。
SIMカードをスマホに差し込んだはずです。
(記憶にない方は下の図を見てください。)

このSIMカードが携帯電話会社との契約になります。
SIMカードを差すことで、スマホは通信できるようになるのです。
つまり、私たちは「SIMカードを使うために毎月お金を払っている」ということです。
このSIMカードをどの会社と契約するか、というのがこの話の肝になります。
基本的には、“docomoやSoftbank、au以外の会社が販売しているSIMカード”のことを格安SIMと呼びます。
その名の通り、大手の携帯会社と契約するよりも格段に安いことが特徴です。
ではなぜ価格が安いのか、その中身を見ていきましょう。
格安SIMのメリット・デメリット
格安SIMのメリットやデメリットは様々なサイトで紹介されていますが、
そんなに難しいお話ではありません。簡単にお伝えします。
デメリットは“通信が遅い”ことです。
安さをとるか、通信の速さをとるか、それだけです。
正直、オンラインでゲームをする場合や頻繁にSNSを使う方以外、
“格安SIMにするデメリットはない”と断言できます。
では、なぜ格安SIMは安いのでしょうか。
それは、他社の通信設備を借りているからです。
では、なぜ通信速度が遅いのでしょうか。
それは、他社の通信設備を使用しているからです。
格安SIMを販売する会社は、docomo、Softbank、auのいずれかの通信会社から、
通信設備を借りて(もちろんお金を払って)いるのです。
自社で通信設備を管理しなくていい分安く提供できますが、
借りている通信設備は一部だけですので、多くの人が通信する時間帯は通信が渋滞します。
ではどの程度通信が遅いのか、というお話ですが、この話は次の章でお伝えします。
格安SIMを選ぶポイント
まず格安SIMの通信速度ですが、これは各会社によってまちまちです。
ですが、ここで注意してほしいポイントがあります。
“通信速度を測定しているサイトを過信してはいけない”です。
「え、速い会社を選べばよくない?」と思うかもしれません。
ですが、あなたのような考えの方が大勢いたらどうなるでしょう。
1つの格安SIM会社に客が集中し、その結果通信速度が落ちることもあるのです。
ですので、通信速度を比較する際は最新版だけでなく、過去のデータも参照することをオススメします。
常に安定した通信速度を出している会社が優秀だということが理解できると思います。
個人的なオススメは、楽天モバイル、mineo、BIGLOBEモバイル、LINEモバイル、IIJmioの5社です。
ちなみに、Y!mobileやUQ-mobileが通信速度の速い格安SIMとして有名ですが、
これはY!mobileがSoftbank傘下、UQ-mobileがau傘下の企業のためです。
要するに、優遇されているのです。
その分価格は他の格安SIMより高いため、よく言えばバランスの取れた、
悪く言えば中途半端な会社です。
私はこの2社を格安SIM会社の一覧に加えることに疑問を持っています。(恨みはないですよ。)
また、格安SIMを選ぶ際、自身の今使っているスマホをそのまま使うことができますが、
“SIMロックがされているか”は確認しなければならないポイントです。
SIMロックとは、携帯会社が自分の会社以外のSIMカードが使えないように制限をかけている状態です。
セキュリティー強化を隠れ蓑にした、docomo、Softbank、auの横暴です。(恨みはあります。)
2015年以降の機種は基本的にSIMロックを解除できるようになっていますが、
申請しないと解除してくれないので、その点は注意する必要があります。
そのうえ、スマホの機種によっては使えないSIMカードもあるので、
事前に使用したい機種が変更したい格安SIMに対応しているかも確認しなければなりません。
まとめ
今回は格安SIMについて取り上げました。
格安SIMへの乗り換えは気を付けるべきポイントが多く、
面倒だな…と感じてしまう方も多いと思います。
ですが、毎月の固定費を確実に半分以下にすることができますので、
長い目で見た場合は大きなメリットとなります。
自身で選ぶのが難しい・面倒な場合は、知っている人に聞くのが一番良いと思います。
これは主観ですが、格安SIMを他人にオススメする人間は(私を含め)、
選ぶこと自体が好きですし、嫌な顔せず本気で協力してくれるはずです。
ということで今回の記事は終わりです。
皆様のスマホライフに幸あれ。